低燃費な高断熱住宅をたてる際の基礎となる
断熱材の話!!
「床、基礎」
弊社の低燃費200mm断熱住宅仕様は
基礎断熱を採用しています。つまり床に断熱材は入っておらず、
基礎外周部と底部全面に断熱材を施工する仕様です。
基礎断熱の方が、施工性や気密もよく
床下エアコンで全館暖房行う工法にも適しているからです。
基礎断熱で気を付けなければならないのが、シロアリ!!
ですので、弊社は防蟻剤を含んでいる高性能建材
スタイロフォームAT100mmを使用!
「外壁」
外壁は2重に断熱材が入るように下地を組み
高性能グラスウール90mm+120mmを充填し!!
グラスウールは、コストパフォーマンスも良いですし、不燃材料ですので
万が一の火災時にも安心です。
最近増えてきた発泡系ウレタンフォームは、乾燥した際の柱の木痩せに
追従できず、大事な冬期の住宅で隙間ができる可能性があります!
ですので、弊社はグラスウールをオススメしておりますよ
ご覧のように、グラスウールを隙間なくキチっと施工しております!!
「天井」
暖かい空気は、当然天井、屋根と上がっていきますので、
特にこの部分の気密断熱は重要です!!
断熱材を入れるところは、天井でも屋根でもいいのですが、
弊社はその中間の桁上にグラスウールを充填しています。
桁上にグラスウールを入れるためにまずここに合板を張るのですが、
構造的にも強くなるメリットと、気密と断熱がとりやすいなどの理由からです。
↑桁上に構造用合板24mm+防湿シートを張り付けた状況です。
その後、高性能グラスウール120mmを3枚重ねで
合計360mmを桁上に敷き込んでいきます。
建て方の途中で行うので現場はバタバタしてますし、グラスウールの量も多いので
手間がかかりますが、ここは人手をかけてでもきっちり施工します!!
↑天井の断熱材だけで、4t車がいっぱいです
後から天井屋根を断熱施工する場合は、ロックウール吹き込み工法で
400mm吹き込みます!!
この断熱仕様により飛騨市神岡町における2020年断熱義務基準、UA値0.75の約2.5倍、
UA値0.3もの数値となり、エアコン1台で全館暖房が可能となる住宅となります!
Vol.4へつづく