温度のバリアフリーを行い、
温度差のない住宅を作りましょう!!
ヒートショックは家の中での温度差によって起きてしまう話を
Vol.1でお話させていただきましたが、温度差ができてしまう原因は、
断熱と気密が悪いからです。
この下の写真は断熱気密が悪い、よくある一般的な日本の住宅です。
室内で暖められた空気は当然上昇していき、引っ張られるように
色々な隙間から冷たい外気が室内に入ってきます。
湿度を多く含んだ暖かい空気は、小屋裏で冷やされ
結露を起こし、屋根や軒天を腐らせることにもなります
ヤバイですね(*_*)
これではいくら暖房しても暖かくならないですよね。
暖房していない部屋ならなおさら寒いはずです。
熱は必ず高いところから低いところに流れるので、壁内の断熱が
しっかりと出来ていないと、屋外の寒い方へ熱が逃げるという事になります
辞書を引きましょう!
【断熱】
「外部との熱の出入りをさえぎること」
下の写真は弊社の低燃費200mm断熱住宅の
断面モデルです。
室内の暖かい空気が小屋裏や壁内に出ていかないように防湿気密シートを
屋内側に貼って気密を行い、さらに熱伝導で屋外側に熱が奪われないように
断熱材を厚く施工し、しっかりと断熱を行います。
「やりすぎじゃないですか?溝口建築さん」
と思われるも方もみえるかもしれませんが、
飛騨地域の気候に近い東北や北海道でも200mmはもちろんの事、300mm仕様の
住宅も何棟も建てられています。
エアコン1台で全館暖房を行う、低燃費200mm断熱住宅をぜひオススメいたします!!
Vol.3へつづく