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西里S様邸 新築の施工レポート

vol.1

基礎工事が始まりました2010:09:16:21:50:20

UPDATE:2010/09/16

西里S様邸の基礎工事が始まりました。

神岡町の中心街で、この地域は街なみ環境整備事業対象地区となっており、

外観は真壁の和風造りの予定となっています。

またこの敷地は裏側に1.3mほど傾斜しているので、基礎は一般的なものより

厚みを持たせ強度ある基礎設計としてあります。

 

DSCN1198sawadakiso.jpg

vol.2

鉄筋工事が始まりました2010:09:27:15:58:57

UPDATE:2010/09/27

 

DSCF0566sawadatekkinD16.jpg鉄筋工事が始まりましたよ。木造2階建て住宅ではあまり使用されないD16(異形鉄筋16mm)を250mmピッチで配筋する計画ですが、通常ですとD13かD10程度ですので、見た目からも非常に堅固さが伝わってきます。

 

 地震時に大きな力が基礎に流れ、大事な我が家を守る重要な部分ですし、また積雪荷重ももちろん基礎にかかってきますので、手が抜けません。

 

雪国飛騨神岡仕様といったところでしょうか?

 

DSCF0578.jpg

 

 

左の写真の、鉄筋の下部には、コンクリートの打ち継ぎからの浸水を防ぐ止水板を入れてあります。

 

 

 

 

 

vol.3

土台 木炭塗料2010:10:14:15:17:29

UPDATE:2010/10/14

この部材は家の重要な部分の土台ですが、

 

見ての通り真黒に塗ってあります。

 

DSCF0770dodaimokutanntoryou.jpg見た目は悪いのですが、この塗料は木炭を主成分としており

 

防虫、防かびなどに効果を発揮します。

 

一般的に防虫の塗料となると

 

人体への影響が懸念されることから、弊社ではこの木炭塗料を採用しています。

 

もともと土台の材料には白アリやカビにたいして最高等級樹種の米ヒバを

 

使っていますので、念には念をということです。

 

 

vol.4

基礎配筋検査終わりました2010:10:19:08:11:22

UPDATE:2010/10/19

 昨年10月より法改正があり、第三者機関による配筋検査と建て方後の構造、防水検査が

 

義務付けられています。これは工務店側が保険に加入し、もし構造部分と防水部分において

 

瑕疵があった場合、その保険金(2000万円まで)によって建築主の住宅を修繕するもので、

 

建築主が安心して住宅を建てれる仕組みとなっています。

 

実際にこの保険金を使用するようなことには、まずならないと思いますが・・・・。

 

  先日、基礎の鉄筋検査をその第三者機関の検査員の方に厳しくチェックしていただき、

 

合格をいただきました。この基礎は一見ベタ基礎にも見えますが、シロアリ対策を行った

 

布基礎の仕様となっており、鉄筋量も多いのですが、コンクリート打設量も多くなります。

 

 次回の現場検査は、建て方後の構造と防水部分の検査です。

 

 

DSCF0833nunokisohaikin.jpg 

  

 

 

 

 

 

 

 

vol.5

玄関周りの基礎断熱です2010:11:01:08:37:36

UPDATE:2010/11/01

外部に面する玄関土間基礎や浴室基礎周りも

もちろん断熱しなければなりません。

水色のスタイロフォーム(3種b50mm)が断熱材です。

温度の低い外気が基礎を伝わって内部に伝わらないように、

この断熱材で縁切りを行います。

土間部分には3種b30mmを入れてあります。

101022_142218sawadakisodannetu.jpg

vol.6

神岡町西里S様邸の建舞(たちまい)が無事に終わりました。2010:11:10:11:13:07

UPDATE:2010/11/10

 

 10月28日(木)大安、無事にS様宅の建舞を終わらせることができました。

 

前日には近くの山々に雪が積もり少し寒かったですし、この日は残念ながら雨となってしまい、

 

天候には恵まれませんでしたが、けがや災害など何事もなく棟上げできたので安心しているところです。

 

 

 

101027_073531sawadayukigesiki.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

道路側の正面の外装は真壁造りで、雁行桁と雲を設けた軒の少し深い屋根となっています。

 

また、正面の両側の出隅の通し柱は、桧の6寸角を使いました。玄関マグサにケヤキ材を使用し、

 

1、2階それぞれに出格子窓を施工する予定です。

 

 

DSCF1137sawadaganngyou.jpg 

 

vol.7

構造現場検査に合格しました2010:11:11:09:47:46

UPDATE:2010/11/11

瑕疵担保履行法が施行されてから、基礎の配筋検査と建て方後の構造検査が義務づけられています。

 

第三者の検査員の方に現場を確認していただき、設計通りに筋交いが入っているか、

 

金物の施工状況は適切かなどを、厳しくチェックしていただきます。

 

問題なくしっかり構造用合板を施工していたので「他の工務店、大工さんに見せてやらんならんな」と、

 

構造用合板の写真を撮っていかれました。ありがとうございます。

 

この構造的な検査と雨漏りがないようにルーフィングの立ち上がりや施工状況などの検査チェック

 

を受けてやっと合格となります。(いつもこの検査の時は、少し緊張します(^_^;))

 

構造用合板と筋交い(壁倍率4.5倍)とで建物を地震から守るのですが、向こうが見えないぐらい

 

耐力壁が入っていますので安心して生活していただけることと思います。

 

DSCF1115sawadakouzouyougouhan.jpg

 

DSCF1117sawadakouzouyougouhan2.jpg

vol.8

ぎふの木で家づくり支援事業に申請しました2010:11:12:09:21:15

UPDATE:2010/11/12

岐阜県では県産材の普及を目的にした事業「ぎふの木で家づくり支援事業」を行っています。

 

 簡単にいえば、県産材の材料で柱や、梁を使用して家を建てると抽選で100名の方に

 

20万円を助成するというものです。

 

 弊社では、この制度が始まる前から地域材を使用するようにしていましたが、

 

地域材を使用する主なメリットとして・・・・

 

1.木材の輸送にかかるCO2を削減できる

2.地域の山を管理(間伐、植林、伐採など) する所へ資金が流れる

3.山の手入れが行き届き、治水効果や土砂災害防止につながる  

 

ちなみに弊社ではこれまでに2件申請して2件当選!!!!

 

ここ最近は募集件数100件に対して、200件を超えている状態ですので

 

当選確率は5割を切る状態ですが、しかし外れても自分たちが住んでいるところで

 

成長した材料で家づくりをしていくことの大切さや、メリットなどは分かってもらえていると思います。

 

H22iepanf_02gifunokipanf.jpg

H22iepanf_01gifunokipanf2.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岐阜県農林事務所の方に現場でチェックしていただき、

 

あとは3月の抽選会を待つだけとなります。

 

農林事務所の担当官の方、いつもありがとうございます。

 

DSCF1047sawadagifunokikensa.jpg

vol.9

ユニットバスルームの施工終わりました2010:11:14:10:17:09

UPDATE:2010/11/14

 ユニットバスルームの施工終わりました。

 

YAMAHA製 Beautリベロの1坪タイプです。

 

DSCF1113sawadayunitto.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浴室は、生活する中で唯一裸になるところで、

 

寒い脱衣所、浴室から温かい浴槽に入ると、急激に血圧が変化をおこし

 

脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなる場所でもあります。

 

ですので、いかに温かく脱衣所、浴室を施工するとか、浴槽の温度、

 

浴槽への入り方などいろいろ工夫する必要があります。

 

温かくする工夫として、このシステムバスルームにはミストeという暖房設備を

 

取り付けており、浴室の足元と天井から暖気が出てきて室内を暖めるようになっています。 

101111_103759sawadamisutoe.jpg

101111_103913sawadawhoon.jpgのサムネール画像のサムネール画像 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに浴室をしっかりと断熱することも非常に重要ですので、天井 壁 床 浴槽のすべてを

 

弊社では必ず断熱仕様とするようにしています。

 

そして、システムバスルームの外側での断熱も非常に重要なところで、

 

ユニットを組む前に、断熱と気密の施工を行います。

DSCF1112sawadayokusitudannnetu.jpg

vol.10

窓廻りのバリアパッキン2010:11:18:10:13:07

UPDATE:2010/11/18

弊社では、サッシ廻りの気密を高めるため、サッシと木下地の間に、

 

パッキンを取り付けています。(フクビ バリアパッキン)

 

見えなくなるところでもありますが、窓廻りの気密は非常に重要ですので

 

手を抜けません。

 

DSCF1138sawadabariapakkin.jpg

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