東日本大震災後、日本各地で非常に耐震補強工事が増えているようですが、
耐震補強工事は壁に筋交いや合板を施工するだけではなく、
基礎を補強する必要も当然出てきます。
今回は、基礎を新たに作る箇所と、既存の基礎を補強する箇所をそれぞれ設けて
足元から補強を行う計画としました。
その基礎の補強方法として、既存の基礎に新しい基礎を抱き合わせて補強する方法があります。
まず、既存の基礎を気をつけながら表面を目荒らしします。
そして、既存の基礎に穴をあけ、鉄筋を接着系アンカーで取り付けます。
鉄筋を組み、コンクリート打設して完成です
なお、この補強工事は岐阜県の木造住宅耐震化助成制度を活用して、100万円の
補助金を受ける工事となっています